大相撲がもっと楽しくなる
決まり手ランキング2020
歴史は1500年、決まり手は82手
そんな大相撲、時代とともに様式やルールが変化し、現在の決まり手は全82手。そんなにあるの!と思うほど、実は多彩な技があるんです。基本技、投げ手、掛け手、捻り手、特殊技などと、技の種類も分類されているんですよ。
取組の半分以上が2つの決まり手で決まる
第1位は「押し出し」の25.5%。全取組の約4分の1が「押し出し」で決まっています。
第2位は「寄り切り」の24.9%。なんと1位と2位の「押し出し」「寄り切り」で、全取組の半分以上が決まっているんです。
第3位は「はたき込み」の9.5%。これを加えると約6割の取組が、TOP3の決まり手で勝負を決しています。
そして、約85%の取組がトップ10までの決まり手で、約97%の取組がトップ20までの決まり手で決まっています。

ということは、決まり手82手のうち上位20手を知っていれば、大相撲観戦の際、ほとんどの取組をより楽しく見ることができるのではないでしょうか。同じ決まり手でも力士によって速攻、力技と取り口は違い、無骨だったり、スマートだったりと印象もそれぞれ。それも大相撲の見どころですよね。ぜひ決まり手に注目して、大相撲を楽しみましょう!
決まり手解説

1位:押し出し

2位:寄り切り

3位:はたき込み

4位:突き落とし

5位:引き落とし

6位:突き出し

7位:上手投げ

8位:押し倒し

9位:寄り倒し

10位:小手投げ

11位:送り出し

12位:すくい投げ

13位:上手出し投げ

14位:下手投げ

15位:肩透かし

16位:とったり

17位:あびせ倒し

18位:突き倒し

19位:送り倒し

20位:きめ出し


注
・平成30年1月場所から令和元年11月場所までの全12場所・約3600の取組の決まり手を集計・分析しています。参考資料
・「相撲観戦入門 2015」(ベースボール・マガジン社)・日本相撲協会公式サイト
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JP INFOGRAPHICS 編集部
JP INFOGRAPHICS 編集部です。知ってるようで知らない日本文化をインフォグラフィックにして発信しています。