日本の世界遺産へサクッと
行ける、アクセス早見表
日本の世界遺産は19か所。北は北海道から南は沖縄まで、全国に存在しています。その世界遺産に実際に訪れると、どれぐらいの移動時間になるのでしょうか?今回の記事では、東京駅を起点に19の日本の世界遺産を訪れる時の移動時間をインフォグラフィックにしてみました。
同じ関東圏ということで「富岡製糸場(群馬県)」と「日光(栃木県)」は新幹線と電車、バスを乗り継いて1時間台で行けます。早起きすれば1日で2か所回れるかも。
「古都京都の文化財」「平泉(岩手県)」「屋久島(屋久島(鹿児島県)」「富士山(静岡県・山梨県)」には2時間台で行けます。屋久島って意外と短い移動時間で行けるんですね。
3時間台で行けるところが一番多く、「古都奈良の文化財」「石見銀山(島根県)」「姫路城(兵庫県)」「法隆寺(京都)」「琉球王国のグスク(沖縄県)」「白川郷(岐阜県)」の6か所。白川郷は、北陸新幹線ができたことで、東京からのアクセスが格段に良くなりました。
4時間台で行けるのは「明治日本の産業革命遺産(軍艦島/長崎県)」「原爆ドーム(広島県)」「白神山地(青森県・秋田県)」「紀伊山地(和歌山県・奈良県・三重県)」「厳島神社(広島県)」の5か所。軍艦島はツアー会社の船を利用して上陸できます。
北海道の知床までは5時間台で行けます。ただし、女満別空港から知床に向かう朝9時台のバスに乗るために、東京駅を早朝に出発する必要があります。
訪れるのに最も移動時間がかかるのは、小笠原諸島(東京都)。東京都ではありますが離島で空港がないため、およそ週に1便運航されている「おがさわら丸」を利用するしかありません。おがさわら丸は東京を出発し、約25時間半の船旅を経て、父島に到着します。到着した船は、そのまま父島に3泊停泊した後、東京へ出発します。ということで、小笠原諸島へ行くには必ず5泊6日の期間が必要です。
東京駅を起点に19か所の世界遺産までの移動時間を見てみました。「意外と簡単に行けるじゃん!」というところもあれば、「ここに行くのは大変そうだなあ…」というところもあったのではないでしょうか?東京以外にお住いの方も、お住まい地域から行ける駅などを照らし合わせて見ていただくと、おおよその移動時間がイメージできると思います。「行ってみたい!」と思ったらぜひ訪れてみてください。
注
・アクセス方法は、Yahoo!JAPAN路線情報および全国の公共交通機関、民間ツアー会社の情報を利用して調査しております。
・平日の時刻表を利用しています。
・移動時間のみを表示しています。乗り換えの待ち時間等は考慮しておりません。
・空路使用の場合と陸路使用の場合の総移動時間の差が1時間以内の場合、陸路を優先しています。
・掲載内容はアクセス方法の一例です。この他に複数のアクセス方法がありますので、あくまで目安としてご参照ください。
・料金および条件は2015年9月20日現在のものです。今後、予告なく変更される場合がありますので、ご利用の際は最新の情報を必ずご確認ください。
参考資料
・Yahoo!JAPAN路線情報
・各世界遺産のオフィシャルサイト
・全国の観光協会・観光局のWebサイト
・全国の公共交通機関のWebサイト
・全国の民間ツアー会社のWebサイト
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